mina93のブログ

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誤解されやすく、人から嫌がられてしまう長男

心がとても弱い長男は、人格解離を起こし強い自分を前に出して生活するようになっていました。多重人格者にはよくあることのようです。
とても幼い時からのことで周囲に気付かれずに成長しました。
ところが、中学3年でいじめにあい、弱い自分を守ることができずに鬱になり不登校になります。高校も最初は行けていたのに、色々と不調を訴え行けなくなり退学。
弱くなり果てた自我は、友人の言葉に過敏に反応し、崩壊していき自殺をほのめかすようになり目を離せなくなります。そうして、ついに私達家族は、この世でも珍しい多重人格者の人格交代や人格統合の瞬間を目にすることになりました。
大変な時に付き合ってくれた友達も、色々な理由で距離を置き、去っていく。誤解もあったりして、傷つくたびに、可哀想な子だなと思います。
多重人格として生まれたもう1人の長男は、「こいつには友達をあげたいんだ」と言ってました。
多重人格が始まり、次第に悪い自分、ハデス、デビルと呼ぶ人格に弱い自分が支配されそうになっていき、弱い自分がもう1人の自分に殺されると訴えるようになりました。
そこからは、友人達の励ましと家族の見守りで光を何とか見出し、プラスの人格を作るようになり次第に1人に統合された人格へと落ち着いていきました。
最初は、頭の中で善と悪が戦っていて、頭がガチャガチャして良く眠れないと訴えていました。それも、睡眠薬によってずいぶん改善されたようで、傷ついても傷ついた分だけ強くなっていってる感じがします。以前は傷つていたら傷ついた分だけ怒りとなって残っていた感じでした。最近では、いじめた子を許せるようにもなりました。
ただ、人間関係で失敗してしまうパターンとしては、自分の話しを聞いて聞いて。毎日でも電話で話そう。こんな調子なので、嫌がられる傾向にあります。
そういう欠点とは別に、言葉足らずで誤解されやすく失敗してしまうこともあり、人間不信を深めてしまってもいるようです。
消えてしまったリーダー格の「オレ」、
ほとんどの時間を任されていた「怒り」、
マイナスの存在なのに、プラスメンバーとしていた「ハデス」、
記憶のない瞬間もあったよね。
それが、1人の人格として統合して成長してる。
他の人とは大きく違う人生だけど、失敗しても見守るしかないよね。

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